2017夏休み

 今週は、私の夏休み。2年前から行きたかった天川へ1泊しました。当初の目的地は天河神社のみ。よくよく地図をみてみたら、行ってみたいなと思っていたところにも寄れそうなことが判明。それをすべて行程に詰め込んでの、ぎゅっと凝縮した贅沢旅となりました。

まずは、三輪山。大神神社、狭井神社、檜原神社へ。大神神社の鳥居をくぐると同時に太鼓が鳴り響き、びっくり。しばらく歩くと人だかりが…。のぞいてみると、蛇が石垣から顔をだしていました。うわー、蛇だーと思いながら本殿へ通じる階段を上ると、手水舎にも蛇の飾りがしてあり…。あとから調べると大物主大神が顕現される一つの形が蛇体であると大神神社のHPに書いてあり、しばらく、鳥肌が立ってしまいました。たしか、三輪山には帯状に渦巻くエネルギーが流れているとも目にしたとことがあり、それが蛇と表現されたことにも納得しました。大変暑い日でしたが、一気に檜原神社まで徒歩で向かいました。(写真は檜原にて)

 その後、古墳巡りをしたかったのですが、日没が迫っていたので、キトラ古墳と近くの資料館を見ることができました。そして、天川村の宿へ。

 翌朝、念願かなってようやく天河神社へ。天河神社の朝拝へ参加させていただき、大変貴重な体験をさせて頂くことができました。宮司さんのお話しで、吉野はこの世、熊野は胎児が羊水へ入っている状態を表し、その中間地点にある弥山はこれから産声をあげる瞬間の場所に位置しているということをお聞きしました。それを聞いて、個人的に、ここにくるまでに2年かかってしまったことに、納得がいきました。それは、この年のこの夏が、(目に見える世界)と(目に見えない世界)の両方を私なりに感じ切ったタイミングであり、これからの余生へ新しく歩き出す地点であったからです。

 

天河を後にし、みたらい渓谷、面不動鍾乳洞、室生寺、長谷寺を回り帰路へつきました。

 

旅には彩雲も現れ、777、4444とここぞというタイミングで天からのサインも受け取りました。ありがたい、感謝です。

 

旅の疲れが取れた後日、これもずっと見たかった海辺の生と死という映画を見に行ったのですが、終わって駐車場へ向かうと、夜の街に、真っ白な大きな綿毛がふわふわと私の正面へやってきてくれました。ここまでが、この夏の一連の流れの終着点であったように感じました。

 

わたしはこれからこの財産を胸に、どこへ歩いていくのでしょうか。

よく分からないけど、どうにかなるさ、だいじょうぶ、と思っている私がいます(^^)

この夏に愛と感謝を送ります。

 

~a drop of love to you         serena